水分をたくさん摂る
ニキビが多い人に共通していることのひとつが水分摂取量の少なさです。体内循環をよくし、老廃物の排泄を促すには最低でも1日1～2リットルの水が必要です。
ノンカフェインならばお茶などでも効果はありますが、やはり水の方が体への吸収率は高いです。ジュースは糖質が高いのでいけません。
洗顔はとにかく優しく
洗顔料は、適当に泡立てるのではなくしっかりと泡立てましょう。
泡が手と顔の間でクッションのような役割を果たし、ニキビができやすい肌の方でも優しく洗うことができます。
泡立てるのが苦手な方は、泡立てネットを利用しましょう。
また、固形石鹸を使う場合は、脱衣所などのお湯や水がかからない風通しが良い場所に保管しましょう。
浴室にそのまま置いて保存していると、湿気で雑菌が繁殖してしまい、それで肌を洗うことで新たなニキビを引き起こすことがあります。
石鹸を使う際に、ヌルヌルするのは、湿気により石鹸が溶けてきているサインなので、保管場所を変えてみてください。
オイルクレンジングには要注意！
メイクを落とすには普通の石鹸ではなかなかきれいに落とせませんから、オイルクレンジングを使うことになります。オイルクレンジングにはメイク汚れを浮かせるため油分が多く含まれていますが、この油分が少しでも残っているとアクネ菌のエサとなり増殖してしまいます。クレンジングオイルを使用したら、必ずよく洗い流して、W洗顔を心がけるようにしましょう。
バランスの良い食事を心がける
ニキビができやすい人は、体質や環境、お手入れなどにも関係していますが、やはり大きな影響を及ぼすのは食べ物です。ニキビは皮脂の分泌が盛んになることが原因なので、皮脂の材料となるものをできるだけ避けるようにしましょう。そのためには脂肪分と糖分を控えることが大切です。
また、刺激の強いものやコーヒーなどカフェインを多く含む飲み物なども、ニキビにはあまりよくありません。その他にも冷凍食品やジャンクフードなど添加物の多い食品も活性酸素を活発にするので避けたい食べ物です。
ニキビ予防にはビタミンB郡やビタミンCの摂取が効果的です。ビタミンB郡は牛乳、卵、レバーなどに多く含まれ、ビタミンCはピーマンやブロッコリー、いちごやオレンジなどに多く含まれます。
ビタミンは体にためておけない栄養素なので、食事でこまめに摂ることが大切です。
ビタミンは皮脂の分泌を抑えるだけでなく、新しいコラーゲンを作る働きを助けてくれたり、新陳代謝を促して毛穴の詰まりを解消してくれます。
食事からの摂取が難しい場合は、サプリメントを使うのも効果的でしょう。
しっかりとした睡眠
睡眠というのはニキビだけではなく、すべての美容にとってとても大切なことです。
睡眠不足だと肌の免疫力が下がりニキビが出来やすくなります。毎日６時間以上の睡眠時間の確保と、できるだけ肌が生まれ変わる22～26時の間に寝るのが理想的です。
また、枕カバーの汚れもニキビができる原因にもなるのでこまめに交換してください。
ストレスを溜めない
ストレスを溜めることでホルモンのバランスを乱してニキビができてしまいます。
バランスのとれた食事やしっかり睡眠をとることでストレス抵抗力を高めてくれますが、できるだけストレスを溜めないように、自分なりのストレス解消をしてニキビを予防しましょう。
カラオケやスポーツ、旅行、買い物なんでも構いません。ジョギングやウォーキングなどの軽めの運動は、ストレス解消はもちろん健康にもいいのでおすすめです。
「なーんだ、こんなことか。」と思うかもしれませんが、毎日習慣にするだけでもニキビの予防になりますよ。