ニキビは冷やすことで改善することはありません。
肌を冷やすことで血行が悪くなるだけでなく、乾燥が進みます。また、氷などで冷やしすぎると肌に余計な刺激を与えてしまいます。
冷やすと良いとされているのはニキビ改善ではなくニキビ予防目的でしょう。毛穴を開いて毛穴の汚れを取り、その後毛穴を閉じるために肌を冷やすという事です。
しかしこの時、氷や保冷剤で冷やすのは避けましょう。タオルに保冷剤を巻いて冷やすのも、タオルの繊維がニキビを刺激してしまいます。
赤ニキビでかゆみが酷いという場合は、洗顔後に冷蔵庫で冷やした化粧水を含んだパックをして、その後保湿するようにしましょう。
ニキビ予防の洗顔などは、夏でも冬でも水で洗う方が、余計な油分まで落ちず、毛穴の引き締め効果もあるので、オススメです。 そういった意味ではニキビ肌予防対策には冷やす事は効果的だと言えます。
出来てしまったニキビは、炎症が起きているのですが、 この炎症こそが、体内に悪い菌が入ってこないように戦っている証拠なのです。菌の繁殖、角栓の中の菌が増える事によって炎症が起きてしまうので、 ニキビ肌にならない為には洗顔がとても重要になります。その後、冷えた化粧水で毛穴に汚れが入らないようにキュッと引き締めると良いでしょう。
冷やすのがダメなら温めれば良い?
冷やすのがダメなら温めたらどうか?と思いますが、蒸しタオルを顔に乗せ5分ほど時間を置くと、毛穴が開き汚れが落ちやすくなると言われています。しかし刺激を与えすぎるとニキビにはよくないため、やり過ぎには注意が必要です。