ニキビ・ニキビ跡治療研究所

背中ニキビの4つの原因とスキンケアの方法

1.過剰な皮脂の分泌

背中は皮脂分泌が多い場所ですが皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まりニキビの原因になると言われています。

体の中で、背中は皮脂が多いと言われる部位です。
皮脂が多く分泌される事で毛穴が詰まり、ニキビが出来てしまいます。

また肌の乾燥も、過剰な皮脂分泌を引き起こします。
それは肌が乾燥する事で、外的な刺激から肌を守るためにより多くの皮脂を分泌するからです。

2.摩擦、刺激

摩擦や刺激を受けると、角質(皮膚の表面)が分厚くなって毛穴が詰まりやすくなるため、ニキビの原因になると言われています。

以下のような日常の行動が、摩擦・刺激になって背中ニキビに繋がります。

・衣服や下着などの擦れ・汗、蒸れ・体をゴシゴシ洗う、拭く・掻く など

また、乾燥は皮脂の過剰分泌の原因になる事をお伝えしましたが、乾燥すると外的な刺激から肌を守るバリア機能も弱くなるため、摩擦や刺激も受けやすくなると言われています。

3.シャンプーなどのすすぎ残し

入浴の際のシャンプー・リンス・石鹸などのすすぎ残しが毛穴に詰まり、背中ニキビの原因になる事もあります。
特に髪が長い方は注意が必要です。
体をきれいにすすいでいても、髪のすすぎが不十分だと、残ったシャンプーなどが背中についてしまう事もあります。

背中は見えにくく手が届きづらい部分なので、きちんと流しているつもりでも意外と石鹸などが残っている事があります。

4.ホルモンバランスの乱れ

ニキビは、刺激や摩擦などの表面的な原因だけでなく、体の内側のホルモンも関係しています。

ホルモンバランスの乱れによって、皮脂が過剰に分泌されてニキビが出来やすくなる事があります。

ホルモンバランスは、生活習慣の乱れ(睡眠不足・食事の栄養の偏りなど)や、ストレスなどによって乱れやすくなります。
女性の場合、生理前などもホルモンバランスが乱れやすいとされています。

 

 

背中ニキビのスキンケア

背中ニキビをキレイにしていくために、背中を清潔に保つことを意識しましょう。

清潔に保つことで、予防や、今の背中ニキビを早くキレイにする事が期待出来ます。
汗や汚れをきちんと落とし、保湿も忘れないようにしましょう。

ケアがしにくい背中ニキビができないように、また出来てしまった背中ニキビを悪化させないケアのポイント。

 

背中を洗う際には、汚れを落とすためとはいえ、垢すりタオルやボディブラシでゴシゴシと洗ってはいけません。強い刺激で肌のバリア機能が低下したり、ニキビができている場合には、傷を付けて炎症を悪化させてしまいます。汚れや余分な皮脂、古い角質などは洗い流さなければいけませんが、こすり過ぎないように気を付けましょう。
強くこすらずに角質を取り除くには、ピーリング成分が入った石鹸などによるケアがおすすめです。ピーリングは、酸などの力で肌表面にある古い角質を溶かし、ターンオーバーを促す効果があります。ピーリング効果がある化粧品には様々な種類がありますが、サリチル酸やフルーツ酸(AHA)や酵素が配合されているものが良いでしょう。
背中にピーリングを行った後には、肌が乾燥しないように必ず保湿をしてください。特にピーリングの後は角質層が一時的に薄くなり、バリア機能が低下するため、保湿ケアは必須です。

食事・食べ物

ニキビの改善や予防のために積極的に摂りたい栄養素としては、ビタミンB群があります。豚肉やレバー、乳製品などに含まれるビタミンB2、カツオやマグロ、鶏ささみなどに含まれるビタミンB6には、皮脂分泌を抑える作用があります。
かぼちゃ、にんじん、ホウレンソウなどに含まれる、豊富なビタミンA、ゴマやアーモンド、玄米に含まれる亜鉛、レモンやイチゴ、いも類などに含まれるビタミンCは、粘膜や肌を健康に保ち、新陳代謝を促します。
逆に必要最小限の摂取を心がけたいのが、皮脂腺を刺激する動物性脂肪や糖分、男性ホルモンの分泌を促す高GI食品です。これらの摂り過ぎは、皮脂の過剰分泌を招きます。また、香辛料の効いた刺激の高い食べ物やアルコールも、皮脂腺を刺激します。

生活習慣

肌に直に触れる衣服、特に下着は、肌触りの良いものを身に付けましょう。就寝時は肌が蒸れないように、通気性にも留意してください。そして、汗をかいたら着替えをすることも有効です。
入浴時には、背中に流れたシャンプーやリンスを残さないように、洗う順番にも気を配ってください。まずは洗髪をして、その次に洗顔、最後に体を洗うと良いでしょう。

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