思春期の方がなるニキビというものが、私達が一般的に考えるニキビです。しかし最近では大人ニキビの問題で悩んでいる方が多いようです。
大人ニキビは思春期ニキビよりも治りにくいと言います。思春期ニキビは、成長ホルモンのせいで皮脂腺を刺激して皮脂過剰になってしまうということがわかっていますが、大人ニキビの理由は様々です。
不規則な食生活や睡眠不足、飲酒、喫煙、そしてストレス、スキンケア、化粧品、ホルモンの関係…日常生活で生活していく上であらゆることが大人ニキビの原因となっているという言い方も正しいかもしれません。だから、何から直していけばいいか分からないと言えるのではないでしょうか。
しかし思春期ニキビと、大人ニキビがそれほど変わるものでもありません。
思春期ニキビも、生活習慣のチェックというものはとても大事なことであり、生活習慣が成長ホルモンの過程を乱し、皮脂を過剰にさせる要因を作ることが関係するからです。
思春期ニキビが治りやすいと思っている方が多いのも事実ですが、思春期ニキビも大人ニキビと同様になかなか治らないから苦しんでいる人たちが多いです。
ただし大人ニキビの場合、思春期ニキビと違い、老化現象ということがネックになる場合があります。老化した肌が機能を低下させ、ニキビのできやすい環境を作るということになります。
相手が老化ということになれば、私達は打つ手がない…ということにもなってしまうのではないでしょうか。そのような意味では大人ニキビは必然的に治すことが難しいニキビと言えます。
更に、老化による新陳代謝の低下などが重なり、ニキビが治りにくいだけでなく、ニキビ跡にもなりやすいという意見もあります。
昔はニキビが出来てもすぐに治って赤みも引いたのに、最近ニキビの治りが遅く、更に赤みがなかなか消えない!なんて声もよく聞きます。