面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)
ニキビに小さな穴を開け、中に詰まっている皮脂や古い角質を、「面皰圧出器(アクネプッシャー)」という専用の器具を使って押し出す治療です。
面皰圧出はニキビの治療法として一般的に行われており、保険が適用できます。しかし、保険適用の場合は、一度に多くのニキビの面皰圧出は受け付けられない場合が多く、5~6個程度までが一般的です。
外用薬
ディフェリンゲル(アパダレン)
ディフェリンゲルは、2008年10月に認可された、日本 初の「レチノイド様作用」を持つ外用薬です。欧米ではすでに10年以上前に認可されており、効果の高いニキビ治療薬として広く用いられています。
白ニキビや黒ニキビ、微小面皰に作用して詰まりを改善し、また、ニキビになっていない毛穴付近の角質の肥厚を抑制して新たに毛穴が詰まるのを防ぎます。
抗生物質の外用薬
ニキビが炎症を起こしている場合、保険適用で抗生物質が処方されます。外用薬として処方される抗生物質には、以下のようなものがあります。
- ベピオゲル(ゲル状軟膏)
- 抗菌クリーム(アクアチムクリーム)→にきび菌を殺す
- 抗炎症クリーム(スタデルムクリーム)→にきびの赤みを抑える
- イオウカンフルローション→毛穴のつまりを取り除く
内服薬
ビタミンB6→皮脂の抑制
抗生物質
- テトラサイクリン→菌を殺菌する
- 新マクロライド→菌を殺菌する