ニキビがホルモンバランスと大きく関わりがあるのは皆さんご存知だと思います。特に男性ホルモンはニキビ悪化につながってしまいます。
よって、ホルモンバランスが大きく変化する妊娠中は肌の状態が変わってもおかしくないですよね。
妊娠して、ニキビが減った!という声と、悪化したという声があるようですが、それは一体何故でしょう?
まず、女性に多い性ホルモンは2種類あります。1つが一般的に女性ホルモンと呼ばれている卵胞ホルモン(エストロゲン)、もう1つが黄体ホルモン(プロゲステロン)です。このうち、ニキビを改善して美肌づくりに役立っているのが主に卵胞ホルモンで、黄体ホルモンが増え過ぎると逆に肌荒れを起こしやすいと言われています。
これらの2つのホルモンですが、妊娠初期には黄体ホルモンが大幅に増えるのです。15週目あたりから卵胞ホルモンが急上昇してきます。そして20週目を迎えるまでに黄体ホルモンの分泌量を追い越してしまうのです。
そのため、妊娠初期は肌が荒れやすくなり、15~20週目あたりからニキビが少なくなり肌の調子が良いと感じる方が多いようです。
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